「父が50 年前に買った岩手の土地。最初は処分しようと考えていました」
東京在住の60 代の建て主様は、所縁もない遠い土地を相続し、最初は
途方に暮れていました。
土地を確認しに現地に向かい、感じたのは、何とも形容し難い落ち着く感覚。
木々が茂り、温泉の香りが漂い、そして何より地元の皆さんの優しさ。
次第に「ここに別荘を建てようか」と気持ちが変わってきたそうです。
地元の管理会社様より弊社を紹介いただき、建築工事が始まりました。
「長女の会社が仕事の関係で八幡平に頻繁に訪れていること、次女が樹木の管理の仕事で
自然に触れるのが好きな事。そういった事を考えると、ここに別荘を建てることは必然だっ
たのかもしれません。」
建築はどうしても自然を壊すことから始まります。ですが、空気浄化作用のある外壁材を採
用したり、周辺環境に溶け込む意匠としたりする事で、建て主様はもちろん、近隣の方にも、
そして土地神様にも歓迎されるようなデザインを心がけました。
断熱気密、そして遮熱は弊社の標準仕様により、夏季の暑さ及び冬季の寒さにも対応。
「先日、荷物を運び入れ、早速泊まってみました。朝起きても室温は20 度以上で、起きる
のが楽です。温泉に入ると熟睡出来ますし、何より満点の星空が見られる事に感動しました。
土を触り、薪をつくり、疲れたら寝る。人間本来の生活が出来そうです。」
建て主様の想いはきっとお子様にも受け継がれるものと思います。
そして、次世代に受け継がれても、お付き合いは続きます。