「定年後は妻の好きな場所で、ゆっくり過ごす」
大手企業にお勤めで転勤を重ね、マンションや貸家住まいで働き尽くめだった
東京ご出身のT様ご夫妻。
奥様が若い頃、仕事の関係で約2年間過ごして以来、お気に入りだった
一戸町奥中山を終の棲家に選ばれました。
玄関とそれに続く土間は約10帖のスペース。そこに薪ストーブ、オーディオ、電子ピアノが鎮座し、T様の好きなもので満たされた空間になっています。
過分に大きくなく、誇張することもなく、慎ましさを感じ、落ち着ける家。
そんなイメージをお持ちだったT様。
外観は簡素な片流れ。雪が多いので玄関と駐車場を近接。玄関は風除室的な
役割も持たせ、収納も豊富に確保しました。
時間があれば登山に行っていた旦那様、陶芸が趣味の奥様。
土間が生活の主たる場になる事を想定し、リビング、和室と一体空間となるよう引込み戸やブラインドで柔らかく仕切りました。
暖房は薪ストーブのみですが、弊社の断熱気密性能、そして杉の無垢板で、床暖房でもないのに足元が暖かいのに驚きです、と奥様。
同居している愛犬、愛猫にも優しい家となり、またお盆には集まる3人の娘さんたちにも好評をいただいた家となりました。